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大阪市淀川区十三の十三駅西口徒歩3分の所に開業したやまのうち鍼灸整骨院から発信される、健康・医療・日常・その他の情報をお届けします。肩こり・腰痛・関節の痛み・筋肉の痛み・神経痛などの方もぜひご覧ください。

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まだまだ地域への認知度が低い当院なので、
手の空いているときは頻繁に十三駅周辺に出向き、
手配りのチラシを配っています。

チラシを配っているときにたまに聞かれることがあります。

「それなんや?」

整骨院というものは一般的に認知度がそれほど高くないことを
改めて思い知ります。

整骨院は柔道整復師が業務を行うところで、規定では
急性・または亜急性の骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷に対して施術を行う場所です。

この、急性・亜急性という単語。どういうものなのかというと、

yahoo辞書では
急性
症状が急に起こり、その進み方が速いこと。「―の内臓疾患」
慢性
症状はあまりひどくないが、治りにくく、経過が長びく病気の性質・状態。
とあります。

急性というのは本当に負傷してすぐ、原因がはっきりしている負傷に対して
使われる単語。
慢性とは書いてあるようにですが、経過が長引く病気の性質

で、亜急性というのが普通ではまったく使わない単語で、なんなのかよくわからないですよね。

こちらのサイトでは

「亜」というのは「準ずる」という意味だから、亜急性とは急性に準ずるということですね。急性に準じた負傷のことを言うのだということは国語上では分かった。じゃあ、次に「亜急性」を医学用語辞典で調べてみると“急性と慢性の中間に位置する状態のことをいい、急性よりも熱などの変化が緩やかなものをいう。”とありますよ。柔道整復療養費でいう「亜急性の負傷」を調べてみましょう。おやおや、国の通知上では「急性に準じたものであるが、追って示すこととする。」とあって、その後、示された形跡がありません。 
整形外科では急性が受傷後~2日間程度までを指すのに対し、亜急性とは受傷してから2~3週間程度の時間が経過したものであり、陳旧とまでは言えないところ、つまり時間の経過として捉えます。一方、柔道整復では反復性の外的圧力要因や微小の外力、また、この外力にかかるストレスによる組織断裂や骨棘形成、石灰沈着、また、陳旧例では関節の不安定性があるものまでを含んで考えます。例を挙げますと、主婦の家事手伝いで痛めた手関節や布団の上げ下ろしで負担のかかった腰部に発生した事象についても、療養費の支給対象になると判断するのが柔整で、いや、10日ほど前にコケて階段から落っこちちゃった負傷を亜急性だというのが整形外科の診方ですね。
亜急性の定義がなされていないのが現状です。このことも医学的学術的な話ではなくって、政治的判断が働く問題であります。
もし、仮に、亜急性の定義が単なる時間経過の概念だけで定められたなら、私たち柔道整復師の保険請求のかなりの部分が保険対象外とされる可能性がありますし、反復・継続性の微小外的要因の全てをも亜急性とするならば、状態として陳旧性及び慢性傾向にあるものも、その殆どが療養費支給対象と出来得る取扱いが可能となります。「亜急性期」となっていれば受傷後の時間経過による定義づけもできましょうが、「期」の文字がないことから、やはり時間経過のみをもって決められるものではないでしょうね。
結論は、柔道整復療養費にかかる亜急性の負傷定義なり基準がない現状では、単純且つ一律の取扱いではなく、医学用語辞典に記載のあるとおり“急性と慢性の中間に位置する状態”に当たるかどうか、個別具体的に判断していくしかないでしょうね。

回答者:元厚生労働省療養指導専門官 上田孝之 氏
 
とあるので、亜急性が、かならずしも急性と慢性の間という時期的なものではなくて、
幅ひろい解釈のもと、柔道整復師の取扱となりうることがわかります。
けがじゃないと治療に通えないと勘違いされている方もおられます。

一方、柔道整復では反復性の外的圧力要因や微小の外力、
また、この外力にかかるストレスによる組織断裂や骨棘形成、石灰沈着、
また、陳旧例では関節の不安定性があるものまでを含んで考えます。
                     (上記からもう一度抜粋)

ということなので、毎日おなじことをしていてなんだか重だるい。  とか
大してなにもしてないのに肩が痛いとかある人などは、ぜひ一度ご来院ください。
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